礼拝の話

2025/12/12 

【クリスマス教育週間⑤】校長 小西二巳夫

聖書 マタイによる福音書 25章35~40節

高知出身の作家の有川ひろさんが『キャロリング』というタイトルの小説を書いています。
2012年に出版され、すぐに買って読みました。
小説『キャロリング』は12月24日と翌日の25日までの2日間の出来事が描かれます。
『キャロリング』というタイトルの話が、アドベントの行事であるキャロリングとどう関係しているのか、考えに考えてやっと気がついたことがあります。
一般的に本は話の続き、展開を何章何章という分け方をします。
使う漢字は文章の章ですが、キャロリングは合唱の唱、つまり歌う意味の漢字を使っているのです。
1唱から5唱までの小見出しは、オラトリオ、もみの木、コベントリーキャロル、もろびとこぞりて、ホワイトクリスマスとよく知られた曲や歌の題名になっています。
有川さんの『キャロリング』は5つのクリスマスソングがBGMではなく、話の転換点になり、登場人物の心の変化を表す役割を持っているのです。
『キャロリング』は大和俊介、折原柊子、田原航平の3人の目線で書かれています。
そこに被せるようにもう一つの大きな目線があることに気づかされます。
それは神の目線です。
誰の人生にもしんどいことや耐えられそうにないことが起こるけれど、その自分としんどさを一緒に背負ってくれる私、神がいる、その証拠が救い主イエスの誕生、クリスマスの出来事だと伝えている、と受けとめることができます。
キャロルを歌うことによって、そのことがわかると教えてくれるのです。
清和の私たちにはチャペルクリスマスで、ハレルヤを歌うことで、その機会が与えられているのです。
そうすると明日のチャペルクリスマスのフィナーレでは、できるだけ大きな口を開けて歌うことが、何より意味あること、神への応答だということになります。

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