礼拝の話

2025/04/14 

キリスト教教育週間① 校長 小西二巳夫

聖書 ヨハネによる福音書 15章12~15節

映画『スタンドバイミー』は4人の少年を中心に物語が進みます。
性格も生活背景も異なる4人の共通点は、深い悲しみを抱えている、つらい痛みを持っていること、さらに自分が家族や周りの人から認められていないと感じていることでした。
4人は自分たちが町の英雄になれば、周りの人の自分たちを見る目もかわると考え、ある少年の死体を見つける旅に出ます。
4人は悪戦苦闘をしながらも願い通り死体を発見しますが、本当の英雄になれない、周りの見方も変わらない、何より自分がなりたい自分になれないことがわかりました。
その中で彼らが見つけたものがあります。
それは、家族の中で孤独であっても、理解されなくても、自分には心から信頼できる友だちがそばにいるということです。
彼らはそれを頼りにその後の自分の人生を拓いていきました。

自分にはスタンドバイミーしてくれる人などいないと考える人もいます。
しかし、そうした人に呼びかけているのが今日の聖書箇所です。
「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」と聞くと、大切にする=自分の命を捨てること、と弟子たちに言っているように思えますが、そうではありません。
この場面で、友のために自分の命を捨てるのはイエス自身です。
そして、私が大切に思うあなた、友と呼ぶあなただからこそ、お互いを大切にできるはずだと、イエスは呼びかけるのです。
今を生きる私たちには、自分の命を懸けてスタンドバイミーしてくれる友だち、イエスがいてくれるということなのです。
それを聖書の言葉でいうと、「選ばれている」です。
「選ばれていること」、その幸運に気づきながら生きる自分でありたいものです。

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