清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2025/07/01
聖書 詩編 126編5~6節
先週の月曜日、6月23日は代休、そして沖縄慰霊の日でした。
式典を聞いていると1つのフレーズがわたしの耳に留まりました。
それは「うんじゅん わんにん 艦砲ぬ 喰ぇー残さー」という「しまくとぅば」、沖縄の方言でした。
「あなたも わたしも 艦砲射撃の 食べ残し」。
あまりのことに、一瞬頭が真っ白になりました。
自分のことを「生き残ってしまった」「死ぬべきだったのに、食べ残しのように生き残ってしまった」という悲惨な思いを、なぜ持って生きなければならないのでしょうか。
すべては、人の命を奪う戦争が引き起こされた故です。
今朝の聖書の箇所は、「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる」といいます。
日本は沖縄で、また海外で、多くの命を奪い、失い、戦後を迎えました。
涙でしかない現実の中で、生き抜いてきた人々がいて、今があります。
涙と共に、平和の種をまきつづけてくれた人々がいたからこそ、今の「戦後80年」があります。
つらい記憶を持ちながらも、生き続けてきた方々に支えられ、わたしたちは「平和」な時を過ごすことができてきました。
その刈り入れた「平和」な時を、続けるためには、一人ひとりの努力が必要だということです。
互いの違いを受け入れ合ったり、弱さを受けとめあい、一歩進んでいったり、大きなことでなくても、1つ1つの課題に取り組む毎日が、この「種を蒔く」ことにつながるのだと思います。
