清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2025/05/22
聖書 ローマの信徒への手紙 15章1節
ある中学校の体育祭でクラス対抗「大縄跳び」がありました。
連続回数を競い、予行練習で1位となっていた1組での出来事です。
優勝を目指して張り切っていましたが、体育祭前日、運動が苦手で応援係をしていたA君の参加の仕方をめぐって話し合いをしました。
「飛びたい」という気持ちを話してくれたA君を含めて、本番直前まで必死に練習します。
本番で他のクラスが連続回数を重ねる横で、1組は何度も引っ掛かり、結果は最下位でしたが、成績発表の際、他のクラス以上に喜んだのは、この1組でした。
そこで考えたいのは、本番で最下位になったにも関わらず、他のどのクラスよりも大喜びしたのはなぜかということです。
本日の聖書の箇所でパウロは「強い者が強くないものの弱さを担うべきです」、「あなたがたも互いに受け入れなさい」と語っています。
大繩跳びで最下位であるにも関わらず、1組がどのクラスよりも喜んだのは、大縄跳びをみんなで跳ぶこと自体が、面白いからであり、喜びがあるからです。それはみんなで跳んだものだけにわかることです。
1組はその体験したから、「生き生き」とした表情になっていったのです。
「弱さを担う」大縄跳びによって、1位になること以上の喜びがあることを知ったのです。
違いを持ったものが、互いに受け入れ合うことによって生み出される喜びは、他のものに代えがたいものがあるのです。
