礼拝の話

2025/10/29 

日本基督教団土佐嶺南教会          鍋谷仁志牧師

聖書 イザヤ書 40章31節

プロ野球のタイガースの監督は、選手としても大活躍した藤川球児さんです。
高知県出身、高知商業を卒業して、ドラフト1位でタイガースに入団しました。
藤川監督がこだわったことに、ストレートの球速がありました。
藤川監督が現役の頃は、150キロを投げられれば、豪速球投手と呼ばれました。
この150キロに、藤川投手はこだわっていたのです。
メジャーリーグから帰り、地元のファイティングドッグスに入り、阪神に復帰して、40歳になり引退を決意しましたが、150キロにこだわり続けて、最後にもう一度投げたいと力いっぱい投げ続けましたが、最後は149キロが最高でした。
藤川投手は、引退直後に出版された自伝に、こう書いています。
「僕のひそかな企みは、こうして失敗に終わった。僕らしい、といえば、いかにも僕らしい。夢を成し遂げた人生もいいが、僕は未完の人生に魅力を感じる。人生が終わる瞬間まで、夢を見続けることができるからである」。

精一杯がんばる、努力する。
それは、結果が出たから、素晴らしいのではなくて、結果が出ずとも、結果にかかわらず、やり続けること、自分なりに焦らず、一歩ずつ、時には休みつつ、先に前に行く人たちを見送りつつ、でもしなやかに、健やかに、前に向かっていく、藤川投手の努力は、そんな努力だったのではないかと思いました。
それは、聖書が私たちに勧める生き方でもあります。
失意の中にいる人々を、神さまが、励ましてくださるのです。
絶望の暗闇の先に、希望の光を見せてくださり、そこに連れて行ってくれます。
目の前に壁があっても、焦る必要はありません。
一番のタイミングで、壁を乗り越えて飛んでいく力が与えられます。

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