礼拝の話

2025/11/12 

日本基督教団土佐嶺南教会          鍋谷仁志牧師

聖書 ローマの信徒への手紙 12章17~18節

今週は、人権ウィークですので、人権について聖書が何を教えているのかをお話しします。
日本で人を埋葬する時は、火葬してからお骨をお墓に納めることが一般的ですが、キリスト教国では土葬が一般的でした。
とはいえ、最近では火葬の割合も増えてきたと聞きます。
反面、イスラム教国は圧倒的に土層の割合が高いと言います。
日本で亡くなったイスラム教徒の方、あるいはその家族にとって、自分たちの信仰を元にした土葬が日本では難しいという現実があります。
人権について考えている今、どのようにすることがよいと考えるでしょうか。
私自身、たとえ信じる宗教が違っても、その人の願いどおりにしてあげたい、と考えます。
その人が信じる信仰や信条に従って、できるだけ配慮することが、人権的に正しいことだと、私は思っています。
しかし、その願いを実現するためには、法律や墓地の規定など変えるための時間もお金も、それ相応にかかります。
それぞれが意見を出し合い、あれがよい、これは悪い、という話にもなりかねません。
正義は、一人ひとりで違いますし、正義の違うその人にも、人権があります。
ですから、聖書が言うように、平和に解決する道を、私たちは考えたいのです。
一人ひとりを愛し、尊重してくださる神さまの正義、そこから生まれる正しい人権のあり方はきっとあります。
時間もかかるし、大変だけれども、それを探して見つけることができるように、これからもじっくり、考え続けてほしいと思います。

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