礼拝の話

2025/05/29 

日本基督教団土佐教会 成田信義牧師

聖書 マタイによる福音書 28章14-18節

先日、園長をしている幼稚園の年長さんから「園長先生の好きなタレントは誰」と聞かれました。
この「タレント」という言葉は英語ですが、本来は才能、能力という意味の言葉です。
この「タレント」の語源は、ギリシア語のタラントンです。
タラントンとはお金の単位のことでした。
聖書にはデナリオンというお金の単位も出てきますが、1タラントンは6000デナリオンとされています。
1デナリオンは1日分の賃金とされているので、だいたい16年分くらいの賃金が1タラントンだということになります。

今日の聖書の箇所では、1タラントンを土の中に埋めて何もしなかった使用人が主人から厳しく叱られている場面が描かれています。
これは、1タラントンを預かった人が叱られるのが嫌だ、と自分のことしか考えなかったからです。
5タラントンと2タラントンを与えられた人はそれぞれ商売をした、とあります。
商売が成り立つのは、相手のことを考えるからです。
相手を大切にしなかったら、商売は上手くいかなかったはずです。
相手を大切にしたから、タラントンは倍に増えたのです。
そこに、褒められた者と叱られた者の違いがあると考えられます。
私たちに与えられている才能・能力にはどれほどの価値があるかを知ること、そしてその才能・能力を何にも使わないことが、どれほどもったいないことかを、このたとえ話は教えてくれています。
私にとってのタラントンとは何なのか、それを見つけるために、磨きをかけるために、今日も清和の一日に招かれています。

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