礼拝の話

2025/06/20 

日本基督教団土佐教会 成田信義牧師

聖書 マルコによる福音書 1章1~5節

6月23日は、沖縄慰霊のです。
80年前、1945年4月1日、米軍は沖縄への上陸作戦を開始しました。
6月23日をもって、組織的な戦争が終結したとされていますが、戦闘は続きました。
8月15日、日本本土では終戦を迎えても、沖縄本島ではゲリラ戦が絶えず、9月7日、日本軍はようやく米軍に対して降伏し、日本軍の軍事行動は終了したとされています。
犠牲者は、米軍と日本軍、住民と合わせて24万人を超えました。
「慰霊の日」とは、戦後に沖縄県が「組織的な戦闘が終結した」とされる6月23日に、戦没者追悼と平和を願うために定めた記念日です。
毎年この日、沖縄県主催で「沖縄全戦没者追悼式」が、糸満市の平和祈念公園で開催されています。
あわせて各地で、追悼式や平和学習会がもたれ、平和への祈りが捧げられます。
私が初めて沖縄に行ったのは、34年前、学生の時でした。
沖縄戦で、住民が戦渦を逃れるために、南下していった道のりを歩きました。
この平和研修で、私が最も学んだことは、沖縄を犠牲に、捨て石にしたことです。
沖縄に押し付けている犠牲を知らないこと、犠牲を押し付け続ける状態を、聖書は「罪」と言います。
沖縄慰霊の日は、沖縄の人たちにとっては、慰霊の日です。
けれども、日本に暮らす沖縄県民以外の私たちにとっては、沖縄への犠牲を悔い改める時です。
洗礼者ヨハネは、平和の主イエスが訪れるにあたり、厳しく悔い改めを呼びかけました。
沖縄慰霊の日を迎えるにあたり、沖縄に押し付けている犠牲を私たちの痛みとして受け止め、沖縄と共に平和を作り出していくよう、方向転換していく者でありたいと願います。

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