礼拝の話

2026/02/19 

柳 井(数学科)

聖書 ミカ書 6章8節

「同じに見えること」と「同じであること」の間には大きな差があります。
その違いは、「能力が低い」という意味ではありません。
周りの環境や仕組みが、整っていないと、できることまでできなくなるという違いです。
「アファーマティブ・アクション」という言葉を聞くことがあります。
今まで社会的に不利益を被ってきた人たちの、機会均等を目指す仕組みのことです。
でも、これらを能力や才能が評価されない機会の与え方だと受け取ると、不公平だと感じる人もいるはずです。
「アファーマティブ・アクション」を取り入れるかどうか、これは簡単に結論を出せるものではありません。
やり方を間違えると苦しむ人が出てきて、不公平感が強くなり争いになることもあります。
だからこそ私たちは、誰かの意見をそのまま借りて終わりにするのではなく、自分の頭で考えることを大切にします。
そして、考えるだけで終わらせずに、小さくてもいいから実行してみます。
自分の正義を振りかざすのではなく、へりくだって「本当にこれは正しいのか」「誰かを苦しめないか」「私は相手の事情を想像できているか」と自分の正しさ、正義に酔わずに私たちにできることを実践していきます。
私たちみんなが自分の才能を十分に発揮できるように、少しだけ言葉を変える、少しだけ関わり方を変える、少しだけ環境を整える、ということの大切さを清和の私たちは知っています。
そして、自分が正しいと思ったときほど、いったん立ち止まって考えられる強さを持って毎日を過ごしていきます。

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