礼拝の話

2025/05/30 

森 田(保健体育科)

聖書 ローマの信徒への手紙 12章13節

カメラが趣味の私は、2年ほど前からこの時期に挑戦していることがあります。
それは蛍の写真を撮ることです。
改めて蛍について調べてみると、日本の中でも東京では絶滅危惧種に認定されており、他の県では準絶滅危惧種となっている場所もあることがわかりました。
蛍の住処を守ること、生息地をむやみに教えたりしないことは蛍を大切にする気持ちを持ってこそ、できることです。

誰かを大切にしたり、思いやったりすることを、ホスピタリティという言葉で表します。
この言葉はラテン語の「ホスピス」が由来で、「客人の保護者」という意味で、巡礼などに旅立った人が途中で病気や飢えで倒れた際に修道院で看護を行うことを指す言葉でした。
聖書では、弱い立場のものと関わり、他者のために善い行いをしなさいということが書かれてあります。
蛍に対して守るルールは、人間が蛍に持つべきホスピタリティそのものです。
蛍にホスピタリティを持つことを話しましたが、これは相手が人間でも、同じではないでしょうか。
自分が言った言葉を、相手はどんな気持ちで聞くのか。
自分がとった行動を、相手がどのように受け取るのか。
相手のことを考え、ホスピタリティをもって接することで、良い関係を築くことができる。
これは相手にとっても、自分にとっても良いことです。

今日の聖書箇所の後には、「喜ぶ人とともに喜び、泣く人とともに泣きなさい」と続いています。
相手が昆虫でも、人間でも、ホスピタリティをもって交わろうとする。
そんな日々を、これからも送っていきたいです。

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