礼拝の話

2026/03/12 

森 田(保健体育科)

聖書 マタイによる福音書 22章34~40節

昨日は東日本大震災が起こって15年目になる日でした。
この15年の間に熊本県や石川県で大きな地震が起こり、土砂災害や台風の影響などで被災された方も沢山いますが、私にとって初めての大きな災害が東日本大震災でした。
当時中学2年生だった私は、いつもより少し揺れた高知と、テレビの中で津波に飲み込まれていく太平洋沿いの東北の町があまりにかけ離れていて、現実だと理解できるまでに時間がかかったことを覚えています。
自分には関係ないと無視するにはあまりにも衝撃的な出来事でした。
時を経て、大学を卒業した後、私は東北に縁ができました。
研修やボランティアなど、いろいろな機会を得て、東北に住んだり旅をしたりしたのはもう5年も前の話ですが、こうして自分が経験したことを振り返り考えることができるのは、清和にいるからです。
清和では毎朝礼拝があり、この時間は、私たちがここにいるからこそ過ごすことのできる時間です。
礼拝を通して、沢山の先生方が様々な事柄に目を向けて話してくださいます。
その中で今日の聖書箇所に出てくる「隣人」がどういった人たちを表すのか、世界中にいる隣人について考える機会が、朝の礼拝です。
目まぐるしくいろいろなことが起こる世界を、他人事ではなく自分事として考えること、隣人を自分のように大切にすることを、わたしたちは清和で過ごす中で身に付けてきました。
過去の歴史や人物、新しいことについて知ること、日本や世界で起きていることについて考えることで、幸せとはなんだろうと自問自答し、今ある小さな幸せに気付き、隣人のために祈る機会が与えられています。
これからもたくさんのことに関心を持ち、自分事として考えること、隣人を愛することを忘れず、1日1日を大切に過ごしていきましょう。

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