清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2025/05/23
聖書 詩編 148編5節
真珠は、貝が自分の中にある小さな異物を膜で覆い、そしてその異物が少しずつ白く丸くなり、それが1粒の真珠になるまでには、だいたい平均して3~4年かかるそうです。
その真珠は業者から提示された規格に合格しなければ買い上げてもらうことはできず、買い上げてもらえるのは、育てた貝のわずか2割ほどで、残りは全て廃棄されるのだそうです。
そんな真珠養殖の現状に憤りを感じ、自ら真珠のアクセサリーを製造販売する会社を立ち上げたのが、「金魚真珠」という言葉を作った尾崎さんです。
尾崎さんは自分の会社に持ち込まれた真珠は、どんな形や色であっても買い取り、それぞれの真珠の個性を尊重して扱うそうです。
色も形も全て揃っていて違いが無いことが良いものとして評価され、1粒1粒違う色と形をしている真珠の価値は認められない。
この構図を人間と神さまに置き換えてみたらどうでしょうか。
全ての人が同じ見た目で、同じように優秀で同じ考えを持って同じ行動をすることが良いとされ、人間一人ひとりの個性が認められないとしたら、それはとても恐ろしい世界だと思いました。
でも実際には神さまはそのようなことを私たちに望んではおられません。
私たちのそれぞれの違いを大切にし、弱い所、未熟な所を愛して下さいます。
全てのことは偶然ではなく、真珠の姿を通してすら、神さまの私たちへの深い愛情を知ることができます。
清和に通う私たちは礼拝を通して、また聖書の学びを通して、そのことをよく知っています。
そのことに感謝して、互いに相手の価値を認め合い尊重し合う、今日もそのような1日にしたいと思います。
