礼拝の話

2025/10/03 

藤 村(社会科)

聖書 コヘレトの言葉 11章9節・12章1節聖書 コヘレトの言葉 11章9節・12章1節

吉本ばななという人の『キッチン』という小説があります。
この小説は今から30年以上前に発表された作品で、世界的なロング・ベストセラーです。
「この世でいちばん好きな場所は台所だ」と言う主人公が、ある家族と同居生活をすることになり、淋しさと温もりをないまぜにして人生を歩んでいく物語です。
何度も読んでいて、人物も展開もわかっているはずなのに、読むたびに心に留まる箇所が変わります。
今朝の聖書、「コヘレトの言葉」が書かれた旧約時代の平均寿命は40歳ぐらいだったそうです。
青春時代にある若者が、その先に生きられる時間は、現代とは違います。
与えられている時間は限られており、はかないものです。
その時間をどう生きるかが、問われているのではないでしょうか。

『キッチン』にはこんな一文もあります。
「もしよければ、二人してもっと大変で、もっと明るいところへ行こう」。
人を想うこと。
自分以外の、誰かの人生を想うこと。
寄り添い、思いやり、背負ったりすること。
これは、イエスがその人生をかけて私たち人間に示してくださったことであり、その教えを無数の名もなき人たちが守り伝えてきました。
この清和に連なる私たちには、今日もこの先も共に歩いてくださる存在があります。
そのことを心に留め、祈りを通して誰かの人生を想い、心を寄せ、共に生きる希望に繋げたいと思います。

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