礼拝の話

2024/12/03 

11月19日(火) 聖書 マタイによる福音書 2章16節 社会科 山脇

先週1週間は人権ウィークという形でこの朝の礼拝を守りました。

一人ひとりの発表を聞きながら、身の回りの課題や疑問についてしっかり考えているなぁ、と思いましたし、改めて様々な課題があるということを思いました。

まだ人権という言葉も多様性という言葉もない時代から、人々は国や地域を超えて交流し、その中で様々なモノが伝わり、現在私たちの住む世界は形成されてきました。

今日の聖書箇所にはユダヤの領主ヘロデが2歳以下の男の子を殺すよう命じた場面が描かれています。

ヘロデはイエスという男の子が、いずれ自分の王位を奪うと思い、その存在を取り除くためにこのような命令を出したのです。

ヘロデにとって危険な存在を取り除こうとしたことで、この悲劇は生まれました。

まだ多様性という言葉もない時代、日本は外から入って来た文化を受容し、日本の風土に合うようにアレンジを加えながら日本独自の文化を築いてきたという歴史があります。

しかし同時に、海外との交流が途絶えた時代、または意図的に交流を拒絶した時代、外からの文化や異質なモノ、支配者にとって危険と思う存在を排除しようとした歴史も日本は持っています。

過去に起きたことは、現在でも起こりうるということを歴史のなかから私たちは学んでいます。

海外との交流を通じて、多様な文化を受容することで、私たちの社会が豊かなものになっていくことも私たちは知っています。

だからこそ、今を生きる私たちも、外からのものを、多様な人々を、違った個性を持つ存在を、取り除こうとする時、または排除しようとする時に、人権が侵害される状況が生まれるということを考えたいと思います。

それぞれの良さを見つけ、受容することのできる心の余裕と、それによって生まれる心の豊かさ、社会の多様さを求めたいと思います。

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