礼拝の話

2023/12/20 

12月4日(月) 聖書 ヨハネによる福音書 15章13~15節 校長 小西二巳夫

「シャーロットのおくりもの」というお話があります。

アメリカを代表するファンタジーで1952年に発表され、映画にもなっています。メイン州の農家で11匹の子ブタが生まれます。

しかし母ブタが全部の子ブタを育てられないため、1匹を処分することにしました。

それを知った11歳の娘ファーンは、その子ブタにウィルバーと名付け育てます。

ある程度育ったウィルバーは隣の叔父さんの農場の納屋で飼われることになります。

納屋には馬、牛、羊 ガチョウ、それにねずみがいました。

最初は他の動物とうまくやれていたウィルバーですが、心が成長していないこともあって、それに何より身勝手な行動や言葉遣いをするため、周囲の動物からだんだん嫌われるようになります。

そんなウィルバーのお友だちになってくれたのが、シャーロットというメス蜘蛛でした。

いろいろな出来事の中で、シャーロットは人々の目から見て「奇跡」と思えることをします。

このお話から本当の奇跡とはなにか、私たちが何に気づき、何を大切にいきていけばよいのかがわかります。

それを映画のエンディングで歌われる曲の歌詞が教えてくれます。

「すぐ近くで起きているふつうの奇跡 雪は冬に舞い、新芽は春に顔を出す人生はまるで毎日が贈り物のよう あなただけの宝物を見つけ出してすぐ近くで起きているふつうの奇跡  つらい朝を迎えても 夢を手放さないでしっかりと胸に抱き 奇跡を信じて あなたも奇跡の一部 どんなことでも時が来れば答えが出る すぐ近くで起きているふつうの奇跡 今日も あなたの近くで 起きている奇跡が」

奇跡というと何か人間業ではないような出来事、神秘的な出来事ばかりを想像しますがそうではないのです。

「あなたも奇跡の一部」というように、私たちの存在そのものが奇跡なのです。

こうして毎朝清和のチャペルで一緒に礼拝をしていることが奇跡、清和の生徒として授業や定期試験が受けられることが奇跡だということです。

私たちはすでに奇跡の中に生きている、毎日を過ごせているということです。

そして「どんなことでも、時が来れば答えが出る」というように、今自分にわからないことがあって、納得できないことがあっても、その毎日がすでに大きな贈り物だということです。

毎日をウィルバーのようにつつましく生きようとする、そこに一粒の麦が地に落ちて死んだように、命をかけて支えてくれたシャーロットのように、イエス・キリスト、イエスさまの支え、助けがあるのです。

そのイエスが誕生したのを記念するのがクリスマスです。そしてクリスマスの準備を謙虚な気持ちで行うのがアドベンドです。

明日から始まる期末試験にも謙虚さを大切に臨みたいものです。

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