清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2023/12/20
先月、北川村にあるモネの庭のライトアップを見に行きました。
少しずつ夕日が傾き、水平線に太陽が沈むころになると、園内に設置されたライトアップが綺麗に木々を照らし始めます。
ゆっくり歩きながら園内を観察したのですが、その手の込んだ演出に心を奪われました。
一通り園内を歩いてみて、改めて手の込んだライトアップだったことに気づきました。
さまざまなイルミネーションを施していることや、スウェーデントーチなどもそうなのですが、何よりライトの色によって暖かさや優しさを感じられるような演出がなされていたからです。
現在、北川村観光協会で働いている姉に「庭師の方は大変だったんじゃない?」と聞くと、「通常営業しながら閉園した後にライトの設置や、草花の手入れもしないといけないから本当に大変だったみたいよ」との答えが返ってきました。
その言葉を聞いて、寝る暇を惜しんでライトアップの準備をする庭師やスタッフの方の姿を想像しました。
私も含め、モネの庭を訪れた人は「凄いなぁ」「綺麗だなぁ」と、その美しさに感動しますが、来場者に喜んでもらうために、見えない所で多くの人が関わっているということを改めて思いました。
庭師やスタッフの方々は一切表に出ることはありませんが、黙々と裏方の仕事に従事している姿に、そしてお客さんへの気配りに、本当に頭がさがる思いでした。
私たちの日頃の生活もそのようなものかもしれないと、モネの庭のライトアップを通して感じました。
なぜなら私たちの歩みも、自分だけの力で日々の歩みが成り立つわけではないからです。
自分が気づかなくても、そこにはモネの庭を管理する庭師の方やスタッフの方のように、たくさんの手が差し伸べられていることを思います。
それは家族や、友だちだけでなく、見ず知らずの誰かということもあるでしょう。
誰かも分からない、その時だけの関わりかもしれない、その時に出会った人に、そして、まだ出会っていない人にも、私たちの歩みは支えられているのだと思います。
それは同時に、私たちが気付かないうちに誰かを支えているということでもあると思います。
期末試験が終われば本格的にチャペルクリスマスの準備が始まります。
チャペルクリスマスも表に出る人、裏方に従事する人といったように、一人ひとりに大切な役割があります。
そのどれが欠けてもチャペルクリスマスは成り立たないのだと思います。
それは、お互いに足りない所を補い合うことで、私たちの日々の生活が成り立っていることと同じです。
クリスマスはそのことを心にとめて、神に感謝する礼拝です。
なぜなら、クリスマスは神がその独り子イエス・キリストをこの世に遣わされたことを感謝する礼拝だからです。
イエスは私たちの罪の身代わりとして十字架に架けられました。
そして3日後に復活したことで、私たちにも神の国で永遠の命が与えられるという希望を与えてくださいました。
その十字架のイエスは、目には見えませんが、今も私たちとともに歩んでくださっています。
私たちが弱さを覚える時、悲しい時、嬉しい時、その時、その場所にイエスがともに歩み心を支えてくださっています。
目には見えない神の導き、イエス・キリストの支えが私たちにはあることを心に留めて、クリスマスを感謝して迎えたいと思います。
