礼拝の話

2024/06/27 

6月18日(火) 聖書 マタイによる福音書 5章9節 音楽科 三浦

今日6月18日は「ひめゆり学徒隊」に解散命令が出された日、です。

1945年3月から6月にかけて、日本、アメリカ両軍は、沖縄で住民を巻き込んだ地上戦を繰り広げました。

日本本土攻略のための拠点として沖縄を確保するために、圧倒的な弾薬、爆薬、あらゆる兵器を用いて攻撃をしたアメリカ軍に対する日本軍は、本土上陸を1日でも遅らせるための長期戦に持ち込むために、持久作戦を取り、この沖縄戦を長引かせることになりました。

「解散命令」が出たからと言って、攻撃がなくなったわけでも、なんでもありません。

240名いた生徒・教師の中、136名が亡くなりましたが、このうち、117人は、この解散命令の後に死亡したか、行方不明になったといいます。

今日が、そのような悲惨な事実を覚える日であると同時に、わたしたちはやはり「平和」について、考え続けなければならないのだと強く思わされます。

ニュースで見聞きして、目を背けたくなるような現実を前に、わたしたちはどう生きなければならないのでしょうか。

今回、清和では、草の家からの依頼もあり、折り鶴を折り、千羽鶴を作っています。

この一羽、一羽はちいさなものですが、集まると大きな1つの吹き流し、飾りになります。

一羽、一羽折るので、時間がかかります。

でも、この時間を使うことが、わたし自身の心と、平和とをつなげる大切な材料になっているのだと実感しています。

適当に折るのではないのです。

一羽、一羽、これが集まって吹き流しになることを想像して折るのです。

これは、平和を作ることと似た作業のように思います。

小さな1つの行いが、何になるのか、と言われることが、その1つ1つが集まることで、平和を創り出す大切なものになるのです。

大きな何かを一回で、ではなく、小さな1つ1つで、できる平和です。

できた平和は守らなければなりません。

壊そうとするものがいたら、壊されないように守るために何ができるかを考えなければなりません。

20世紀が戦争の世紀であったといいますが、21世紀もまた戦争の世紀となってしまいました。

2024年、学園祭のテーマは「Let’s try 清和から Peace」です。

清和から、このわたしたちから、平和を作るのです。

そうであるならば、わたしたちが日々過ごす、この学校生活をどのように送る必要があるか、一人ひとりが真剣に考え、互いに心を合わせて過ごすことを思えるようになるのだと思います。

学園祭に向けての準備も進んでいます。

どうぞよい時を迎えることができるよう、力を合わせていきましょう。

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