礼拝の話

2024/07/19 

7月5日(金) 聖書 ローマの信徒への手紙 5章3~5節 数学科 柳井

数学者の1人に、チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンという人物がいます。

素晴らしい数学の才能をもっていたので、大いに将来を期待され、実際に、生涯を通して教育や娯楽の分野で重要な役割を果たしました。

それでも同じ時代の著名な数学者たちと比べると、彼の功績はそこまで影響を持つものではありません。

そんな中、あることをきっかけに、ドジソンは数学とは異なる、他の道で世界的に有名になります。

彼は数学者でありながら、作家としても活動していました。

ドジソンにはもう一つの名前があります。

その名もルイス・キャロル。

時代を超えて愛される名作『不思議の国のアリス』の生みの親です。

私はこの物語があまり好きではありません。

小学生のころ、最後の結末まで読み進めて、思わず溜息が出てしまいました。

物語の中で不思議な国の冒険に心を奪われ、次の展開に胸を躍らせていたのに、 結末を聞いたときの失望感といったらなかったです。

そうきたか、まるで膝がカクッと崩れるような衝撃を受け、夢中で読んでいただけに、置いてけぼりにされたような気分。

それと同時に、ここまでせっかく面白かったのに勿体無い、おしいなぁとも思いました。

さて、アリスの物語はルイス・キャロルが頭の中で創り上げた空想のお話です。

私たちの物語、つまり私たちの人生は、勿体無い、おしいなぁという結末で終わらせる必要はありません。

自分の人生、自分の力で豊かに耕していくことができます。

その方法の1つが清和での学校生活、過ごし方にあります。

清和での体験、そしてそれを通して得られる経験を大切にし、受け止め、学ぶことです。

なんとなく学校に来て、楽しい思い出を作る。

これだけでは卒業した後に、「3年間、まあまあ面白かった。けど、なんか物足りんな」で終わってしまいます。

学校での体験、これは楽しいことばかりではありません。

今日から期末試験が始まります。試験勉強は正直、苦しいです。

嫌でたまらない人もいるでしょう。

私たちは学校のこと以外でやりたくないことをすすんでやろうとするでしょうか。

避けて通ります。

それが人間です。

そう考えるとこの試験期間はやりたくないことを「わざわざ」できるチャンスだと言えます。

やりたくないことを通して自分と向き合う。

耐えて、耐えて、その経験を通して自分らしく成長する機会です。

今日の聖書箇所にこうあります。

忍耐は練達を生み出し、練達は希望を生み出す。

そして、希望は失望に終わることはない。

なぜなら、神の愛が私たちに注がれているからです。

今日から始まる期末試験、真剣に取り組んでいきましょう。

私たちが努力を続ける限り、点数関係なく、一つひとつの試験で新しい成長がまっています。

そこには、神さまの保証とバックアップがついています。

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