清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2025/04/10
聖書 マタイによる福音書 5章8~9節
やなせたかしさんの「わたしが平和について語るなら」を読み返してみました。
「はじめに」とされた最初の部分には「人生には、後から考えるとわかることがたくさんある。アンパンマンを書くようになって、ぼくがはっきりと伝えたいと思ったのは本当の正義だった。戦争に行って、正義について考えるようになった」とあります。
わたしたちは多くの戦争のニュースを聞き、善悪について考えますが、やなせさんのこの本からは、「どちらが…」ということを超えたものを受け取ることができるように思います。
中でも、「正義のための戦いなんてどこにもないのです。正義はある日突然逆転する。逆転しない正義は献身と愛です」という言葉は、何よりもずっしりわたしたちの心に届くように思います。
わたしたちは春休みという期間を通して、学校生活を送る日常に戻りました。
その中でわたしたちにできることが何かを考える時、目先のことではなく、遠い将来まで考えた時、わたしたちにできることは「学ぶこと」です。
これからを生きるわたしたち一人ひとりとして、その身につけた教養をどのようにこれからの生き方につなげていくか、ということの中に、平和を実現する種が育っていきます。
わたしたちもこの1年を歩んだ時、「何のために生まれて、何をして生きるのか」、「何が幸せで、何をして喜ぶのか」を自分なりに答えられる、学びの日々を送りたいと思います。
