清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2025/05/16
聖書 フィリピの信徒への手紙 2章3~5節
「想像力」を持つ、ということはどういうことでしょうか。
自分に関係がないことでも、「自分ごと」として受け止めることはは簡単なことでしょうか。
今の社会の状況を考えると、「自分に関係のないことを自分ごととして受け止める」ことは、なかなか難しいように感じます。
もし地球上のすべての人がそれを実践できていれば、 世界はもっと平和で、食料問題もなく、安全で快適な生活が送れていることでしょう。
逆に、誰もが無関心だったとしたら、あらゆる国で戦争が起こり、政治は悪化し、世界は崩壊してしまうかもしれません。
今、まだ世界が終わっていないのは、関心を持ち、行動する人がいるからです。
私たちは、清和で過ごす中で、知らず知らずのうちに「自分ごととして関心を持つ」ことを実践しています。
例えば、朝の礼拝では、最後に必ずお祈りをします。
それも、自分自身のことではなく、清和で共に過ごすすべての人や、 世界で苦しんでいる人、困っている人たちのために祈ります。
この礼拝に出席している私たちは、自分ではない“誰か”のために関心をもって祈ることができています。
今日の聖書箇所で聖書が私たちに伝えたいことは、相手の良いところや頑張っている姿に目を向け、それを素直に認め、尊敬の思いをもって接しなさいということだと考えています。
そのためには、まず自分ではない、「相手」に関心を持つことが必要です。
無関心では相手の良さに気づけません。
明日は体育大会です。
クラスや学年、教員と生徒の壁を越えて、たくさんの人が関わり、支え合って一つの行事を作り上げていきます。
周りの人の努力や働きに目を向けて、お互いに尊敬しあい、自分だけでなく、相手にも心を向けることで、いつもの体育大会がもっと素晴らしい経験になります。
