礼拝の話

2025/07/03 

日本基督教団土佐教会 成田信義牧師

聖書 創世記 26章19~22節

中村哲さんという医師がいました。
中村先生は国際NGO団体「ペシャワール会」から支援を受け、中東アフガニスタンで医療活動をしていました。
中村先生は水不足で子どもたちが泥水を飲んで亡くなっていく状況に直面し、飲み水を確保するために、井戸を掘る活動を始めます。
白衣から土木作業着に着替えた中村先生の活動で、65万人以上の人々が、いのちの水の恩恵に与るようになりました。
中村先生の活動の原点を、創世記にみることができます。
イスラエルの族長イサクは井戸をもくもくと掘り続ける人でした。
イサクは井戸を掘る中で、せっかく掘った井戸を強奪されたり、略奪されたりと多くの困難に出会います。
常に争いと隣り合わせであり、敵意に囲まれていました。
けれども、イサクは力で立ち向かっていこうとはしませんでした。
それは、神に信頼して、平和的に解決できると信じていたからです。
イサクは、再び新しい場所に移動しては、井戸を掘り続けました。
その結果、とうとう「争い」が止んだのです。
イサクは、その新しい井戸を、「レホボト・広い場所」と名付けました。
「レホボト」とは、自由にされる、解放されるという意味です。
イサクは、力ではなく神に信頼することで、争い・敵意から解放されていきました。
それは、井戸を掘ることから始まりました。
イサク、そして中村先生にとって、「井戸を掘る」とは平和を作り出すことでした。
それは、清和の建学の精神でもあります。
「井戸を掘る」とは、私たちの使命でもあります。

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