礼拝の話

2026/01/28 

日本基督教団土佐嶺南教会          鍋谷仁志牧師

聖書 マルコによる福音書 12章29~31節

ヨシタケシンスケさんの『お悩み相談 そんなこともアラーナ』という本があります。
ヨシタケシンスケという絵本作家が、本の名前のとおり、さまざまなお悩みに答えていくというものです。
さぞや、人生の役に立ちそうな、前向きになれそうなことが、書かれていそうなのですけれども実はまったく正反対で、すぐには役に立たなさそうな、後ろ向きになりそうな、そんなことばかり書かれています。
でも、それがとてもいいんです。
送られてくる相談の内容も、分かるなあ、同じことで僕も苦しんでいるなあ、というものが多く、こんな自分でも自分なりに無理しないでもなんとかやっていけそうだ、っていうふうに思えるんです。
今朝の聖書の箇所では、ある律法学者から、神さまが定められた律法の中で、最も大事な掟は何かと問われて、イエスさまは「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」「隣人を自分のように愛しなさい」との二つの掟を挙げられました。
イエスさまが、虐げられている人を見て「深く憐れまれる」箇所がありますが、その言葉は、はらわたがよじれるほどに苦しむ、という意味なんですね。
まったく、自分のことのように、苦しみ、悲しんでくださる。
だから、イエスさまは、私たちを憐れみ、助けてくださるんです。
人の悲しみや痛みが分かるというのは、人の喜びや嬉しさも分かる、ということです。
苦しいところを乗り越えた先の喜びを、分かち合うことができる幸せを、隣の人と、さらに隣の人と、もっと隣の人と、いつか、世界の誰かと、分かち合っていきたいと思います。

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