清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2026/02/02 NEW
聖書 ヨハネによる福音書 1章14~16節
15年前に放送されていた朝ドラは『カーネーション』でした。
朝ドラ『カーネーション』の主人公は、大正時代に生まれ、日本のファッションデザイナーの草分けとなった小篠綾子さんです。
小篠綾子さんは、コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコという三人の娘を世界的ファッションデザイナーに育てた人として知られています。
『カーネーション』はその小篠綾子さんの92年の人生を描いたものです。
英語にインカーネーションという言葉があります。
インとカーネーションからできている言葉で、インは「中に入る」です。
インカーネーションを日本語は「受肉」と訳しています。
受肉というのは、わかりやすくいうと「人となった」です。
それを14節は「言葉が肉となって」と表現しています。
初めにいいましたが、朝ドラ『カーネーション』は朝ドラの世界と歴史を変えました。
そして、朝ドラ『カーネーション』が東日本大震災と原発事故によって絶望的になっている人の心を支え希望を与えたとするなら、インカーネーション「人となった」イエス・キリストは人間社会そのものを変えました。
当時の社会の中で片隅に追いやられている人、その日の食事もろくに取ることができない人、生きる希望を奪われている人に、イエスはあなたこそ救われる人である、神の恵みはあなたに与えられると宣言されました。
私たちが今日の賛美歌のように、共に生きるためには、共に豊かになるためには、何を選び取らなければならないのか、それを自分で考え判断するために、私たちは言葉となったイエスからしっかり学ばなければなりません。
