礼拝の話

2024/12/26 

12月12日(木) 聖書 マルコによる福音書 6章41~44節 数学科 柳井

先日、数年ぶりに「あったかランチ」が行われました。

おいしくいただきました。

私も料理が好きで、密かな夢を持っています。

60~70歳くらいのおじいちゃんになって、仕事にけじめがついたとき、小さな食堂を開くことです。

食堂を開いて儲けたい、というよりも、食事に困っている人、何か理由があって元気がない人に、美味しい手料理を振る舞いたい、そんな思いからです。

いまの社会の中でも、これと似たような取り組みがあります。

子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂「子ども食堂」です。

前々から一度は行ってみたいと思っていたので、実際に行って話を聞くことにしました。

「いらっしゃいませ。カウンターのお席にどうぞ」と店主の人柄を表すような優しい声で、靴を脱いで席に座ってまず目に入ったのが、「セルフサービス」の文字です。

なんと、お冷やお茶、味噌汁、ご飯はおかわり自由だそうで、そこに一言「お腹いっぱい食べていってください」という優しい文字が添えられていました。

メニューを開くと、美味しそうなメニューと一緒に店主の方からのメッセージが載っていました。

この日、私は「ジビエカレー」を頼みました。

具沢山のカレーで、「誰か」のことを思って作られた、食べた人の心を満たす、そんな味です。

帰り際、店主の陶山さんに「また来ます」と約束して、今は一緒にできることを自分のなかで考え中です。

今日の聖書箇所は、イエスが5つのパンと2匹の魚で5000人のお腹を満たしたという奇跡のような話です。

現実世界ではとても起こり得ませんが、少しものの見方を変えると見えてくることがあります。

忙しない、複雑な現代社会で生きる私たちは、満たされていないと感じることがあります。

時間やお金、愛情など、それらは5つのパンと2匹の魚のように、足りない、十分でないように感じます。

足りないからこそ、あえてそれを分け与えることもできます。

人に分け与えることで広がり、与えた人にも受け取った人にも豊かさをもたらします。

心が満たされて豊かになります。

陶山さんが必死にお店を経営しながら、「おすそわけ」で人と人を輪のように繋いでいるように、感謝や喜び、ときには「おすそわけ」も返ってきます。

清和で学ぶ私たちも、足りない足りないと自分のことばかりで嘆くのではなく、困っている人、悲しむ人のために手を差し伸べられるように、礼拝や授業、行事を通して毎日学びを進めていきます。

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