礼拝の話

2024/12/26 

12月17日(火) 聖書 エレミヤ書 23章5~6節 社会科 山脇

毎年12月12日に発表される今年の漢字は、日本漢字能力検定協会が「世相を表す漢字」を募集し、応募総数の最も多かった一文字を「今年の漢字」として発表しているものです。

今年は「金」という漢字が選ばれました。

「金」は、オリンピックが開催された年に選ばれることの多い漢字です。

ただもう一つの理由に、政治の世界での収支報告書の不記載問題、いわゆる裏金問題が大きな注目を浴びたことも挙げられています。

なるほどなぁと思いつつ、個人的には「金」以外の漢字も浮かんできます。

今年は1月1日に能登半島地震が発生し、その後、同じ能登地方を豪雨災害が襲いました。

8月には高知県も含め、広い範囲に南海トラフ地震臨時情報が出されました。

戦争が始まってから2年を過ぎても一向に収束の気配が見えないロシアによるウクライナ侵略、イスラエルのガザ地区で起きている争い、最近ではシリアで独裁政権が崩壊するなど世界情勢は不安定な状況が続いています。

これらのことを考えると、災害の「災」や「悲」「混」、また「命」などの漢字も浮かんできます。

どちらかと言えばネガティブな漢字を思い浮かべる1年に感じてしまうのですが、スポーツの世界では嬉しいニュース、記録に残るニュースがたくさんあり、第1位の金と合わせて、ポジティブに受け取ることのできる漢字も上位に来ていることを考えると、印象に残る明るいニュースも多かったのだと、改めて思います。

今日の聖書箇所には預言者エレミヤが、神から授かった言葉、預言が記されています。

エレミヤが神の言葉を授かったのは、世界史の教科書にも出てくるバビロン捕囚の時代です。

エレミヤは、やがて神が大きな災いをもたらすことを、絶えずユダヤの民衆に告げていましたが、その預言もむなしく、ユダ王国は滅び、バビロン捕囚という苦しみを受けることとなります。

ただ、預言者エレミヤは、ユダヤの民が近く大いなる苦しみを受けるという神の言葉を人々に告げると同時に、その苦しみを解放する救い主が神から遣わされることも預言しました。

バビロン捕囚という苦しみの中を歩むことになるユダヤの人々に、それでも神はあなたたちを見捨てることなく、正しい若枝、救い主を与えてくださることを、エレミヤは預言したのです。

暗闇を歩かなければならない、そんな時にも神は光を与え、進むべき道を備えてくださるということをエレミヤはユダヤの人々に告げたのです。

はじめ、ユダヤの人々はこのエレミヤが神から授かった預言を軽んじました。

しかし、実際にバビロン捕囚という憂き目にあい、彼らは自らの行動を省みて、預言者の言葉、神の言葉に心を傾けました。

やがてこの苦しみをぬぐってくれる、解放してくれる救い主が与えられる、そのことは囚われの身になったユダヤの人々にとって大きな希望となったことでしょう。

救い主の誕生が預言されていたこと、この知らせは苦しみの中にある人々にとって、希望をもたらす知らせであったのです。

学校では一足早くイエス・キリストの誕生を感謝するチャペルクリスマスが行われましたが、教会では次の日曜日にクリスマス礼拝が持たれます。

心が落ち着かない、不安な気持ちを抱いてしまうそのような時こそ、神がイエス・キリストという光をこの世に与えてくださったことを改めて心に留めたいと思います。

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