礼拝の話

2025/04/22 

山 脇(社会科)

聖書 創世記 1章26節

今日4月22日は国連が定めた「地球の日」「アースデー」です。
近年、気候変動や環境問題が叫ばれるなか、世界各地で環境破壊や地球温暖化が原因と考えられる災害が毎年のように起きています。
環境問題は私たちの身近な所にも及んでいるわけですが、学校の中庭や家の庭を見ると、そのような深刻な問題の中でも草木はサイクルを守りながら、決められた時期に花を咲かせ、必要な実をつけ、花を散らしているように思います。
ただし、ここ数年の期間よりもっと長い期間と比較してみると、桜が咲く時期、藤の花が咲く時期は、少し早まっているのかもしれません。

今年も学園祭では持続可能な社会について考えていきます。
「笑顔でつながる希望の世界」というサブタイトルからも、平和について考える大事な取り組みになると思います。
平和な状況を維持すること、もっと言えば平和を持続可能にすることが、環境や食料、貧困といった問題に目を向け、「持続可能な社会」を実現するための前提だと思います。

今朝の聖書の箇所、創世記の1章には、神が天地を創造されたことが記されています。
神がこの世を創造し、その「極めて良い世界」に人を創造されました。
平和を考える時、この世に命を与えられた者として、どのような役割があるのかを、今一度、聖書を通して考えたいと思います。
学園祭の準備も少しずつ始まっていきますが、神が創造されたこの世に平和を実現するために、何が求められているのかを考え続けていく、そのような学びの時間にしたいと思います。

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