清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2026/02/25 NEW
聖書 ヨハネによる福音書 16章22~24節
「出会いは別れのはじめ」という言葉があります。
これは元々は、仏教の経典の中にある言葉だそうです。
諸行無常という、どんなことでも同じままではなく、常に変わりゆくものである、との仏教の中心的教えに近い言葉と言えるでしょう。
中国語でさようならのことを、再び見る、再見、ツァイツェンと言います。
別れを悲しみ、あるいは泣きながらも、再び相まみえる日を楽しみに、笑顔になって別れることができるという関係が作れれば素敵なことだなと思うのです。
大学生の頃、あるクリスチャン青年のための集まりに参加したことがありました。
一緒のグループになったある人が、最後に皆で書いた寄せ書きの中にこれまでの出会いについて書き、そして「これから先は分からないけれど、X回目には天国で会えるね」ということを書いてくれました。
結局卒業してから、一度もお会いしてはいませんが、この時の寄せ書きの言葉が今も心に残っています。
会えずともどこかで元気にしているだろうし、やがて会うことができると信じられる。その人のことを思い出し、その人のために祈ることができるという、素敵な関係に生かされているな、と嬉しく思うのです。
やがて来たる日は、さらにその次の日へとつながる日であり、私たちはこのような確かな希望に励まされて生かされています。
