礼拝の話

2024/10/09 

10月7日(月) 聖書 ヨハネによる福音書 9章1~5節 校長 小西二巳夫

北海道地図の砂川という町に、岩田徹さんが営む「いわた書店」があります。

岩田さんのもとには多くの人から「1万円選書」の申し込みがあります。

選ぶための情報はその人が事前に書いて送った「選書カルテ」から、昼間に2時間程、本屋さんを閉めて、その間にその人の選書カルテを時間をかけて読みながら本を選びます。

送ってもらえる人は毎月抽選で決められます。

岩田さんの本選びは、その人が関心を持たなかった分野の本、その人が読みたいとは考えなかった作家の本、それまでに出会うことのなかった本などが中心なので、受け取った人は、送られてきた本を見て、戸惑うことも多くあるのです。

でも岩田さんが時間をかけて選んでくれたのだからと読み始めると、戸惑いがワクワク感に代わっていくのです。

今日の聖書にはイエスと弟子が目の不自由な人と出会った時の話が書かれています。

2000年以上前の時代は、成人まで生きることのできる人は多くはいませんでした。

そこにいた人たちの親、兄弟、姉妹などに、生まれた時から目の不自由、耳や体が不自由、病気を患う誰かがいたはずです。

そのことで、自分かそれとも他の誰かのせいで、不自由さや病気をかかることになったと、悩み苦しむ人もいたはずです。

しかしイエスの一言によって、まず目の不自由な人自身が自分が生きる価値があることに気づかされます。

ワクワクした気持ちで、これから人生を見ることができるようになりました。

そして、その人の両親がもし生きているなら、自分たちの罪によって息子の目が見えなくなったかもしれないとの苦しみから解放されることになります。

さらにその場にいた、目の見えない人やその両親と同じ悩みを持つ人たちも、苦しみから解放され、心が晴れ、わくわくした気持ちを持てるようになったはずです。

1万円選書の岩田さんは、「本はいつも弱者や少数者の味方であって、その人の背中を押してくれる言葉や文章が見つかるはず」と言われました。

それをイエスと聖書に重ねて表現することができます。

「イエスはいつも弱者や少数者の味方であって、その人の背中を押してくれる言葉かけてくれる、その言葉や文章は聖書の中に必ず見つかるはず」。

清和で学び清和で働くことは、イエスの言葉に支えられて一日一日を過ごすことです。

それでは神がイエスを通して、私たちを祝福して下さっていることに感謝しながら、新しい1日新しい1週間を共に過ごす者でありたいものです。

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