礼拝の話

2026/06/01 

校長 小西二巳夫

聖書 ヨハネによる福音書 3章5~8節

しばらく前のTVのクイズ番組で「風」をテーマにしたものがありました。
早押しゲームでは、タイトルに風が付く小説や曲の作者や歌手を答えるのが出ました。
タイトルに風がつく小説や曲が多いのは、風が生活に深く関係しているからです。
聖書の中に風に関する記述が180か所以上出てきます。
「風」を旧約聖書ではルーアッハ、新約聖書ではプニュウマといいますが、別の意味があって、それは「息」です。
それも私たち人間の息ではなく「神の息」のことです。
そうするとさまざまな風には神の意志、神の考えが反映されていることになります。
大昔の人は風を単なる自然現象ではなく、そこにもっと深い意味を見出したのです。
自分たちがどのような生き方をすればいいのかを、風を通して考えたのです。
ヨットや帆船はマストに帆を張ります。
マストの形は太く長い縦棒に横棒が渡してあります。
そこに帆を取り付けます。
マストに取り付けられ風を受ける帆から、十字架につけられたイエス・キリストを思い浮かべることができます。
毎日を生きる中で、自分が順風や追い風を受けているのか、それとも逆風や向かい風の中にいるのかと考えた時、たいていの人は逆風や向かい風の方がはるかに多いと感じます。
そのために希望を失いがちになります。
けれど、そのことに何も失望しなくていいことを、清和で聖書に出会い、イエス・キリストに出会っている私たちは知っているのです。
そのことにしっかり気づくなら、今日が希望の一日になります。

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