礼拝の話

2026/07/06 

校長 小西二巳夫

聖書 ローマの信徒への手紙 2章1~2節

シャーマン・アレクシーという作家の作品に『はみだしインディアンのホントにホントの物語』があります。
この本はアレクシーの高校生活が描かれている、いわゆる自伝的物語です。
本人によれば、書いてあることの78%は事実だそうです。
この本は世界中の若い人たちに圧倒的な人気を得ているのですが、その理由はこの本を読むことによって、自分自身が抱える悩みやしんどさに負けない、それを乗り越えるパワーをもらえるからです。
彼は「こっちが少し心を開けば、すばらしい出会いがあるかもしれない」と言います。
いくつもの出会いを通してアレクシーが学んだことは、どんなにしんどいように思えても、毎日が絶望的に見えたとしても、生活の中には必ず何かちょっとした喜びや笑いがあることでした。
絶望的にしか見えない状況を希望に変える一番の力は、彼は「考えることができる」少年であったことです。
考えることを自分の生きる力にできるかできないか、そこに決定的な条件があります。
インタビューの中で彼は次のように言いました。
「本を読むこと、そして言葉を学ぶことは自分を守るための力になります。本を十分に読んでおけば、闘えるチャンスが出てきます。もっと言えば、本を一冊読むごとに、生き延びるチャンスが増していくのです。本を十分に読んでおけば、自分とそして様々な困難と闘えるようになる」と。
清和の一日はこの場所での聖書の言葉を読むことから始まります。
自分の人生にザ・ブックの主人公イエスが関わっていると考えるだけで、今日そしてこの1週間を生きるエネルギーが湧いてきます。

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