礼拝の話

2026/07/22 NEW

畠 中(英語科)

聖書 ヨハネによる福音書 3章16~17節

「回帰もの」と呼ばれるマンガのジャンルがあります。
回帰ものとは、死後に生き返り、過去に戻って人生をやり直すお話です。
どの作品も話の展開は大体同じで、大筋は、主人公の女性がだまされたり裏切られたりして、ついには殺されてしまうのですが、その死の瞬間に過去の自分に戻り、驚きつつも、今度は前とは違う人生を歩もうと奮闘するお話です。
私はそんな主人公の女性の姿にいつも励まされ元気をもらいますが、同時に、彼女たちは生きている間に、こんな風に変わることができたら良かったのに、と思います。
回帰ものの物語を読むと思い浮かぶのは、イエス・キリストの十字架の死と復活です。
このままではいけない、自分を変えたい、だけどそのきっかけが無い、勇気がない、そんな時、キリスト教が考えるのはまさにこのイエスキリストの十字架の死と復活です。
イエスさまの死と復活を目の当たりにした弟子たちはその後、まるで自分たちがそんな体験をして生まれ変わったかのように、以前と打って変わって、人々と関わり、神さまの愛と祝福を述べ伝えるようになります。
イエスさまの十字架の死と復活が、彼らが大きく変わるきっかけと勇気になったのです。
私たちが何かを乗り越えたいと思う時、でもその一歩を踏み出す勇気がない時、そこにもイエスさまが生きて働いて下さっています。
清和で学び清和で働く私たちは、弟子たちと同様、そのイエスさまに出会っています。
そして生きる勇気をもらっています。
その勇気を自分のために、自分の周囲の人たちのために、しっかり使える自分でありたいと思います。

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