クラブ活動

2024/06/26 

学園祭取組み アンサンブル部

今回アンサンブル部がお届けした3曲について、選曲や演奏に込めた思いを紹介します。

 

1曲目:「天使の糧を」C.フランク

学校記念日礼拝でも演奏したこの曲は、フルートの主旋律を弦楽が支える構成になっています。お互いの音色を更に輝かせ合うために、音量や強弱を調整しながら練習に取り組んできました。学園祭で賛美歌の演奏を行うのも清和ならではの試みです。チャペルに響く軽やか且つ伸びやかな音色を楽しみながら演奏に臨みました。

 

2曲目:「歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲」マスカーニ

映画『ゴッド・ファーザー3』の劇中歌としても知られる2曲目は、パイプオルガンとの合奏で届ける、清和にぴったりの曲です。ヴァイオリン・ビオラ・チェロで全く同じメロディーを奏でる曲の後半部分では、左手を移動させて高音を奏でるサード・ポジションの技術にも挑戦しました。低音のピッチカートで支えるコントラバスの安定感も頼もしさを増しています。荘厳さを際立たせるためにあえてテンポの揺らぎを作るには、全員がそれぞれの音を聴き合うことが必要です。今回この難曲に挑戦したのは、最大の人数でお届けできる最後の学園祭に向けて、皆で心を合わせる演奏に取り組みたいとの願いを込めてのことでした。

 

3曲目:「打ち上げ花火」DAOKO×米津玄師

今回唯一のJ-POPには、夜空を一瞬彩る花火と、花火を眺める思いを歌ったこの曲を選びました。放送委員長の曲紹介にもあったように、「来場者の皆様に学園祭を楽しんでもらいたい」という部員たちの思いをお届けできていれば幸いです。刹那的で焦燥感あふれる曲調を表現するために、緩急をつけた演奏を心掛けました。たくさんの方に演奏を聴いていただく機会は貴重なので、歌詞にあるように「もう少しだけ このままで」音楽を続けたい、そんな気持ちで最後の一音まで大切に奏でました。

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