礼拝の話

2026/04/08 

始業礼拝 校長小西二巳夫

聖書 ヤコブの手紙 3章17~18節

「KAWAII」「MOTTAINAI」など、日本語ですがそのまま外国で通じる言葉があります。
「もったいない」が世界中に知られるきっかけを作ったのがアフリカ、ケニアの女性、ワンガリ・マータイさんです。
マータイさんは木を植える運動を通して、貧しい人々の生活を変えようとしました。
それがケニアの民主化運動「グリーンベルト運動」に発展し、マータイさんは2004年にノーベル平和賞をもらいました。
「もったいない」に似た言葉に「ケチ」があります。
でも「もったいない」と「ケチ」には大きな違いがあります。
ケチは自分だけのもの、分け合うことなんてとんでもない、というものです。
「もったいない」には分かち合う心、キリスト教でいう愛があります。
「もったいない」は人間が持てる、そして平和に生きるために、神から与えられた最高の知恵だということです。
そこで考えたいのは世の中で、人間の歴史の中で、一番もったいないのは何かです。
聖書の言葉と「MOTTAINAI」という言葉から、その最大のものが「戦争」だということがわかります。
武器や軍事力による戦争や紛争は、多くの命を奪い、穏やかで幸せな生活を根こそぎ壊します。
そして深い憎しみや恨みを生みだします。
ノーベル平和賞を貰ったマータイさんも、もったいないの気持ちがあれば、それが世界平和につながる」とノーベル賞の授賞式で発言しました。
逆から考えるなら、私たちが「もったいない」生活をするのかしないのか、「もったいない」を大切に生きようとするのかしないのか、それが平和を作り出すのか、戦争につながるのかを決めるということです。
「もったいない」とはいわれない時間の過ごし方を一人ひとりが行うとの気持ちをもつことが、平和を作り出すことにつながる、それをしっかり、いつも思い出しながら2026年度を過ごしたいと願います。

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