清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2026/04/20
聖書 詩編 37編23節
アイ、アキラ、マリという3頭のチンパンジーの実験の話がありました。
性格も、才能も、かなり異なる3頭で、マリは劣等生とされました。
不正解のブザーがブブーと鳴ると、もうそれだけで頭を抱え込んだようです。
わたしたちもこのマリのようになることはあるでしょう。
そのような時、どのように目の前のことや遠くに追いやった事柄に目を向けたらよいのでしょうか。
それは、今朝の聖書の箇所にもあるように、わたしたちの一歩一歩を定め、その道を備えてくださる神さまに信頼し、今ある現実を受け入れ、一歩を踏み出す、ということのように思います。
不正解で頭を抱えていたマリは、実験にならないため、研究から外され、動物園に戻されたそうですが、話はここで終わりません。
動物園に戻ったマリは、その後、群れを率いるリーダーになりました。
マリは物を覚える、という実験には向いていなかったのかもしれませんが、仲間と過ごす中で、その時に必要とされている、優しさや力強さ、その場にいる、という安定感があったのだと思います。
わたしたちが学校で学び、次の進路を切り拓くためには、成績はもちろん必要になります。
でも、成績だけでは測れないことが、たくさんある、という現実もあります。
どちらかだけでよい、という単純な話でもない、ということです。
何かと比べてどうしようかと思う現実を歩む中でも、自分自身として生きるために必要なことがあるということを大切に、今週1週間、今日の1日を歩みたいと思います。
