清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2026/06/22
聖書 コリントの信徒への手紙Ⅱ 4章18節
6月10日、サグラダ・ファミリアの中心の「イエスの塔」が完成し、記念のミサが行われると、 ニュースで取り上げられていました。
大学院時代、スペイン人の先生から、サグラダ・ファミリアの話を聞くことがありました。
イソップ寓話の「3人のレンガ職人」の話を取り上げた時、「このレンガ職人たちは、サグラダ・ファミリアを作っているんです」とおっしゃいました。
先生の考えは次のような内容でした。
「自分がどう思って、その作業をしていたのかは、それぞれにあるだろう。でもそれ以上に、そこに必要とされて集められ、その仕事にあたっている、そのこと自体が大切。その1つ1つ、一人ひとりがいなかったら、何も建たない。小さな家も大きな家も、ましてやサグラダ・ファミリアのような大建築物も出来上がることはない」と。
この3人がそれぞれに役割があり、そのことに忠実だったからこそ、この140年にわたり未完の傑作と言われてきた建物に、完成のときが近づいたのであれば、それは決して小さな役割ではなく、大切な1つの行程だったということです。
これから自分自身の進路を切り拓いていく時に、自分のこれまでの歩みを振り返り、これからの未来を考えると、本当にこのままでよいのか、この選択でよいのか、と悩むことがこれまで以上に増えてきます。でも、その時に大切なことは今、目の前にある物事、自分に課されている役割、事柄にしっかりと向き合う、ということです。
今のことに向き合うことで、未来が拓かれるということです。
今日1日も、しっかりと自分の課題に向き合う1日にしていきましょう。
