礼拝の話

2026/06/16 NEW

畠 中(英語科)

聖書 ローマの信徒への手紙 15章7節

私たちは、1人でできることは限られているけれど、自分のできることを他の人のために役立てて、誰もが互いに補い合って暮らしています。
これは私たちがそれぞれ、好きなことや苦手なことが違うからこそ成り立っていることだと思います。
人間は完全ではありません。
完全な者なら全てが好きで苦手なことなどないでしょう。
不完全な者同士、私たちは互いに違いを認め合い協力し補い合う、そしてそこに大きな喜びを見出しますし、相手に対して感謝の気持ちが湧きます。
こうした感情は完全な者には得られない素晴らしいものです。
だから、私たちの不完全さは神さまからの賜物だと思います。
私が物事をこんな風にとらえるのは、これがまさにキリスト教の考え方だからです。
このキリスト教の考え方が、私を信仰へと導いてくれました。
そしてこの考え方を通して世界を見た時に、互いの違いを認めず、憎しみ合い、傷つけ合って、自分の正しさを相手に押し付けようとすること、ましてや国を挙げて他の国を滅ぼそうとすることは、決して許されることではありませんし、何よりその人たちの心が安らぎや喜びに満たされることは決してないと思います。
今世界のあちこちで起きている戦争が1日も早く終結されるように、また、ささいな日常のもめごとも無くなるように、いつも、互いの違いを尊重することを心に留めて日々過ごしていきたいと思います。

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