清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2026/05/25 NEW
ヨハネによる福音書 9章1~3節
今日の聖書の箇所では、弟子たちが通りすがりに見た、目の見えない人についてイエスに質問をしたことから始まります。
弟子たちはその人の目が生まれつき見えないのは罪のためか、とイエスに聞きました。
イエスの答えは思いもよらないものでした。
「目が見えないことと罪は何の関係もない。強いて言うなら、この人の目が見えないのは、神の恵み救いが何なのかを伝えるために、神がこの人を選ばれたからだ」と言ったのです。
この答えに弟子たちも周りにいた人たちも驚きの声を上げただろうと思いますが、一番驚いたのは、目が見えないその人自身だったのです。
その言葉は彼にとって自分が生きていていいとのイエスの宣言に聴こえたはずです。
自分には神から生きる意味と使命が与えられていると言われたのです。
イエスに出会って、目の前が開けた、自分の人生が見えたのです。
一人の人との出会いが人生を変える、一つの言葉に人生が開かれる、聖書はそれを奇跡と呼びます。
人生を変えるとは、それまでの自分を捨てることではなく、自分をそのまま受け入れることです。
それによって世界が違ったものに見えてくることを聖書は教えてくれているのです。
目の見えなかった人が自分らしく生き始めたのを知って救われた人がいました。
それは家族です。
そして自分や家族の不自由さやハンディが罪の結果と思わされてきた人たちです。
その人たちが、そうした思いから解放されたとしたら、それはまさに神の恵みと救いが現れたと言えます。
そして、何より今日ここに集まった私たちが、神の恵みを現わす生き方をする一人ひとりに選ばれていることに気づきたいと思います。
