清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2023/10/19
『心清人々は幸いである 平和を実現する人々は幸いである』を実現する人になるために
研修旅行まで10日となりました。
ドキドキしている人、ワクワクしている人、一人ひとり研修旅行に向かう気持ちは違うでしょう。それは同然のことです。
清和の校外研修旅行は、「思いで作りのための楽しむ旅」ではありません。こう聞くとなんだかドキッとするかも知れません。
思い出を作ることが全く悪いことではありませんが、思い出というのは過ぎ去った日々を思い返して懐かしむことです。この研修旅行は、これから自分自身はどのように生きていくかを考えるために、それに必要な材料を身につける時間です。ですから「思いで作り」ではなく「未来を創る」ための研修旅行です。
清和での学校生活を送ってきたみなさんは、この意味をよくわかっていることでしょう。
2泊3日、始まってしまえばあっという間の時間になるでしょう。有意義な時間を過ごすためにも、体調管理は大切です。これからの10日間心身ともに整えて、校外研修に向けての準備を行いましょう。
《中3のみなさんへ》
〇自分の身の回りのことは自分でします。
日頃自分の生活をお家の方に任せている人は…出発までに、身支度はしっかりと自分でできるように準備しましょう。起床・洗顔・歯磨きから始まって、荷持の整理整頓…大丈夫だとは思います…ね。
〇JRの乗り換えは、ある程度の余裕をもってできるようにはしてます。
しかし、乗り遅れたら大変です。降車間際に慌てることのがないように、自分の身の回りの確認ができるようにしておきましょう。そのためにも、着替えや洗面用品などの荷物は大きなカバンに1つにまとめること、そして、手荷物用バッグ(財布・しおり・衛生用品など)はすぐに手にできるところに用意しましょう。※まとめる大きな荷物については、ボストンバッグ・キャリーケースどちらでもかまいません。ただし、移動しながら自分できちんと管理ができることが大切です。JRではエスカレーターでの移動、座席に着いてから、頭の上の棚への荷物の収納などで、自分の荷物を管理する必要があります。
手荷物用バッグは、両手が空く物が良いです。坂の多い街です。靴も制服に似合う黒系のスニーカー等もOKとします。心配な人は事前に店に来てください。
《お世話になる方々がたくさんいます》
高知を出発して現地で活動し、高知に無事に帰ってくるまで、わたしたちの研修旅行には多くの方々が関わってくださっています。旅程の管理をしてくださる方、バスを運転目的地まで安全に連れて行ってくれる方、そして、現地でご案内や準備をしてくださっている方など数えきれません。研修の中で出会う一人ひとりの方々に感謝してすごす3日間にしましょう。
去年の中3もも世話になりました。来年もご一緒していただけるように、すてきな清和生の姿を見せられるようにしましょう。
★旅が好きな教頭より 持ち物&生活アドバイス
①荷物は小分けにパッキングする
「下着&靴下セット」「ハンカチ&ティッシュセット」「歯磨き&洗顔用品セット」など、同じタイミングで使うものをセットにしておくと、準備や片付けがしやすいと思います。使い捨ての洗顔用品やいつも使っているものを小さいボトルに詰め替えたものを持っていくのも便利です。
②自分が安心できるものを持って行く
ふだんと違う2泊3日を過ごします。不安や心配があるのも当然です。自分が安心できるものがそばにあると、ちょっとは気持ちが安らぐかもしれません。普段から使っているタオルや、お気に入りのキーホルダー、ハンドクリームやリップクリームなどが手元にあるだけでも安心材料になるかも知れません。(大きい物はごめんなさいですがNGですよ…)
③規則正しい生活をする
これは普段の学校生活でも同じですが、規則正しい生活はどのような場面でも大事だということです。体調を崩しては元も子もありません。研修に出発する前にも、しっかりとした睡眠、バランスの取れた食事をいつも以上に心がけてください。研修中もしっかりと食事、睡眠を確保しましょう。
④常備薬はきちんと点検を
特急・新幹線・バスと、様々な乗り物に乗ります。また、普段とは異なる場所に行くので、慣れない道で乗り物酔いになるかも知れません。乗り物酔いしやすい人はいつも以上に気を付けて、そうでない人も用心のために酔い止め薬があるといかも知れません。その他に常備薬がある人は、日数分+1日分を用意することをおすすめします。
⑤あわてない
研修中はいろんなことが起こります。思いがけない事や困ったことがあったり、そんなこともしばしばです。でも、そこで大切なのは「あわてない」ことです。状況を確認し、周囲に相談したり、考えたりするためにも「あわてない」ことが大切です。クラスのみんなやわたしたち教師もいます。力を合わせて過ごしましょう。