高校部通信　第11号

中間試験に備えましょう

始まったばかりと思っていた２学期も、最初の行事、体育大会も無事に終わり、９月があっという間に過ぎていきました。１０月の上旬もまもなく終わり、２学期の中間試験が行われます。試験の時間割が発表され、それぞれ試験に向けての準備の計画も立てていることでしょう。

それぞれの学年に応じた学びを続けていく中で、定期試験は、自らの学びを振り返る大切な機会であり、またこれからの進路を切り拓くための材料にもなるものです。

日々の授業、課題、小テスト…、さまざまな学習方法を重ねていることと思いますが、よい準備の時としてください。慌てず、焦らず、でもしっかりと、です。

朝晩、本当に、夏の暑さがうそのように冷え込むようになってきました。体調を崩しては、試験の準備もままなりません。しっかりとした体調管理は、高校生の大切な仕事です。バランスの良い食事、よい睡眠、適度な休養、それぞれが合わさって、わたしたちの健康は維持されます。

一夜漬け、夜更かしでの勉強はお勧めしません。

「継続的な学び」をするために、必要なことをしっかりと考えて取り組む週末にしてください。ふぁいと！！

≪私学振興大会≫

１０月２１日（土）に私学振興大会が行われます。各私立学校から参加者を募り、私学助成金拡充を訴える会でもあります。

PTA運営委員さんはじめ、多くの保護者のみなさまの参加を求めております。まだ出席の予定をされていない方々もどうぞご参加をご検討くださいますようお願いいたします。事前に、ご参加が決まりました場合には、学校までご連絡いただけますと幸いです。

公立学校との格差是正を求める保護者の会でもありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

≪進路選択と定期試験≫

朝の礼拝でもお話があったように、高校３年生は進路を切り拓く真っただ中にいます。

志望理由書にはじまり、受験方法によって試験方法が異なるので、提出しないといけない課題は一人ひとり違います。ということは、準備の仕方も違います。

進路選択は、みなさんの長い人生の中の通過点です。それぞれの進路選択は違いますが、積み重ねていくことは変わりません。日々の学校生活、授業を大切にしていくことです。

とくに、指定校推薦での受験を希望する場合には、高校３年間の学校生活が問われます。

どのようにここで学んできたのか、どのように高校生活を過ごして来たのか、そのことをベースにして、必要な評定が満たされているか、求められる能力が身についているかを問われることになります。点数を取って評定があればよい、というものではないということです。

日々の課題に取り組んだことを発揮するものが定期試験です。

その時だけの評価のためではなく、自分の未来を切り拓く大切なものとして、１つ１つの定期試験に望んでもらいたいと思います。