学校生活

2021/07/19 

中学1年 夏期プログラム 体験授業

7月12日、中学1年生が南国市の社会福祉協議会の方に来ていただいて、体験授業を受けました。夏期プログラムの学習発表の「共に生きるーハンディキャップと共に生きる」のテーマから、中1は「弱さと共に生きるとは?」と言うテーマを掲げました。そのためにまず、1時限目は「弱さを抱える人を理解する」ために「高齢者疑似体験」、2時限目は「弱さと共に生きるには?私たちにできること」を学ぶために「車いす体験」をしました。

まず高齢者疑似体験グッズを身に付けます。ベストのポケットに重しをいれ、肘や膝にも重しを巻きました。耳栓で聞こえにくく、二重の手袋で不自由になります。最後は白内障を再現したメガネをかけます。

封筒から指令書を取り出そうとしますが、なかなかできません。細かい字や薄い字は読めません。パジャマのボタンははめるのが大変です。財布から小銭を出そうとして床にばらまいてしまいました。お茶を注ごうとしてもペットボトルのフタが開きません。視力、聴力の低下、肘や膝が曲がらない、身体全体が重い、いつもお年寄りがこのような状態にいることを実感することができました。

私たちはそんな弱さを抱えた人を助けるために何ができるでしょうか?そのための知識や技能を身に付けなければできません。その一つとして今日は車いす体験をしました。車いすの扱い方、段差の越え方、スロープの走行、乗ってみるとどんな風に見えるか、など、実際に体験してみて色々な事が分かりました。安心して乗ることができるように声かけをして、相手のことを考える想像力が必要だと分かりました。

良い体験をした一日でした。

 

社会福祉協議会の方からのお話を聞きます

高齢者体験キッドを装着して疑似体験

車いすの使い方や乗り方を教わります

「車いすに乗る人」「車いすを押す人」それぞれ体験しました

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