礼拝の話

2024/04/26 

4月19日(金)キリスト教教育週間⑤ 聖書 創世記 26章23~25節 / ルカによる福音書23章56b~24章7節 校長 小西二巳夫

今回のキリスト教教育週間は毎日1曲を選んで、その曲を通してキリスト教、キリスト教学校が大切にしているものを考えてきました。

今日5日目はハイロウズ、甲本ヒロトの「日曜日よりの使者」にしました。

曲はシャララで始まりますが、シャララと言うのは単なる合いの手ではありません。

英語の曲のシャララ、ウオーウオーは今も輝いているとか、元気でやっているという歌い手の気持ちが込められています。

歌詞は「このまま どこか遠く 連れて行ってくれないか」で始まります。

そして、しんどい状況や辛い悲しい出来事を思い浮かびます。

でも、その度に「君は 君は 日曜日よりの使者」、あなたが救ってくれる、支えてくれる、と思い出し、新しい明日を迎えることができると、繰り返します。

聴き方によっては、賛美歌を聴いているようだなと感じます。

それもそのはずです。

日曜日よりの使者のメロディーはアメリカの古い賛美歌で多くの人に歌われてきた「永遠の絆」をベースにしたものです。

もともとは賛美歌から出てきた「日曜日よりの使者」ですが、曲がもともと賛美歌ならば、もともとの「日曜日よりの使者」は主イエスと言うことになります。

キリスト教の出発点になっているユダヤ教でも人々が集まって神に感謝する礼拝を行っていました。

ただユダヤ教の礼拝の日、安息日は土曜日でした。

それがキリスト教になって日曜日に礼拝するようになりました。

理由は十字架で亡くなったイエスが墓に収められたのが金曜日で、土曜日の安息日を挟んで次の日、弟子たちが日曜日に墓に行くと、そこで復活されたイエスに出会うことになったからです。

清和に学び清和に働く日曜日に教会の礼拝に出席する理由を清和ダイアリーに書いているのでしっかり読んでください。

私も毎週教会の礼拝に出席します。

それは礼拝の場に自分の体と心を置くことで、1日目に話した「目に見えない大切なものを思い出し、生きる力が与えられるからです。

そして3日目に話した、私を裏切らないでいつでもどこでも祈りを受けとめてくれる主イエスが、私の友だちになって下さっていることを、あらためてわかるからです。

まさに1週間を生きるエネルギーを礼拝からもらえるからです。

そこで清和は1学期と2学期はそれぞれ2回以上、3学期は1回以上どこかの教会の礼拝に出ること求めています。

お願いではありません。

必ず行ってくださいということです。

特に今年は真剣にそれを求めます。

それは清和での学校生活を充実させ、次の進路を拓く力になるからです。

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