清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2019/05/07
今年も新入生を対象とした服育セミナーを実施しました。株式会社チクマより、千秋恵さんを講師にお招きし、衣服の大切さについて学びました。
このセミナーでは、「衣服がなぜ人間に必要なのか」という根源的な部分から、衣服の持つ力について学びます。単純に「制服をきちんと着なさい」という指導ではなく、制服も私服も、それぞれに意味があることを考えます。「人は見た目で判断してはいけない」ということは頭ではわかっていますが、実際は10秒にも満たない時間で、表情や仕草、服装からその人を無意識に判断しています。「感じが良い人」「感じが悪い人」という判断は、言葉でのコミュニケーション以前のノンバーバル=コミュニケーションによって決まるということです。
それは、その人が身につけている衣服の着こなし方、服の色などによっても決まります。
TPOに合わせた服装と、「とめる・しめる・むすぶ」の原則を意識し、表情や言葉遣いにも気をつけることで、相手に良い印象を持ってもらえます。
何気なく着ている制服や私服。しかし、その衣服がとても重要なメッセージを周りの人に与えているということを意識していきたいと思います。