礼拝の話

2021/05/27 

5月27日(木) 聖書 マタイによる福音書 高知聖書教会 柿谷信実伝道師

私たちはいろいろなことを祈ります。

私たちが祈りの中で願い事を祈ったところで、叶えられないことは多々あるでしょう。

しかし、イエスさまは「天の父なる神さまは、あなたに良い物をくださるから求め続けなさい」と、勧めています。

でも、私たちの求めることと言ったら自分勝手な願いが多く、神さまの目にこの願いはよしとされるのだろうかと思うことがあります。

どうでもよい願い事というのは私たち側から願うことをやめます。

それはそれでいいのです。

神さまは祈りの中で私たちの心を正しく導かれたり、思いを変えさせてくださったりするからです。

本当は必要のない物や、それよりもっと良い物がある場合、もっと良い物を与えるために私たちの心を変えさせてくださるのです。

もし本当に大切なことであるならば諦めずに求め続けるべきです。

諦めてはいけません。

諦めるというのは、その事柄を自分自身が大切にしていないという思いの表れです。

あなたにとって大切なことならば、一度叶えられなくても求めることをやめないでください。

もしあなたが将来の夢を探しているならば、それはとても大切なことです。

探すことをあきらめないで、見つけるまで探してください。

神さまはきっとあなたに見つけてほしい将来の夢を用意されているでしょう。

いいえ、それは夢ではなく「実現する将来の展望」でしょう。

悪いイメージではなく、よいイメージをもって自分自身を捉えてください。

自分が向かうべき将来の夢や、目標、また本当に大切なものというのは簡単には与えられないかもしれません。

簡単にその門は開かないかもしれないけれども、続けることでゆっくりでも前進するのです。

私は、まだまだ勉強が足りないものですが、足りないからと言って諦めません。

少しずつでも前進するために今も勉強しています。

本を読み、時にはオンラインで授業を受けることもあります。

情報なら洪水のようにネット上にあふれています。

本当と嘘を見分けていかなければなりませんが、よい情報もたくさんあります。

諦めないで続けていく先に到達する“祈りの答え”があります。

それに行きつくか行きつかないかは、私たち自身の選択です。

聖書は語っています。「続けなさい」と。

なぜなら、天の父なる神さまはあなたに良い物を用意されていて、最も良いタイミングで与えようと、時を見計らっておられるからです。

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