礼拝の話

2021/09/08 

9月8日(水)聖書 エフェソの信徒への手紙 2章10節 英語科 ローエン

私の父は、私が小さいころ、チェスのやり方を教えてくれました。

チェスにはいくつかの駒があり、それぞれが違う役割を持っています。

チェスの駒の中で一番弱いのはポーンで8体あります。

それから、ナイトが2体、ビショップが2体、ルークが2体あります。

駒の中で最も強いのはクイーンです。

チェスはキングを獲ることで勝敗が決まります。

キングは一番重要な駒ですが、一番強い駒ではありません。

ゲームの中でキングは他の全ての駒の助けが必要だからです。

私のお気に入りの駒は、馬の形をしたナイトでした。

後になってから、馬の形をしたナイトのデザインが、手作りのチェスセットの美しさや価値を決めるということを知りました。

チェスセットの作り手はそれぞれの駒をていねいに作ります。

1つ1つの駒が大切なので、一番弱いポーンでさえ、ていねいに作ります。

チェスをする時、ポーンを一番弱い駒として始めますが、ポーンはより強くなる可能性があります。

1つ1つの駒は大切で、その1つ1つには目的があります。

チェスから私たちは何を学ぶことができるでしょうか。

神さまをチェスの達人だと考えてみると、神さまは私たち一人ひとりを見ていて、私たちの大切さを知っていて、私たちの人生の目的を知っています。

神さまは未来を見て、私たち一人ひとりのためのご計画を作ってくださいます。

私たちは自分をポーンのように取るに足らず、忘れられてしまう存在だと思うかもしれません。

しかし、神さまは私たちをしっかり見てくださり、素晴らしい事ができるという私たちの可能性を見ています。

時々、私たちは素晴らしい行いをすることとは、有名になることや人気になることを意味すると思います。

しかし、私たちにできる一番素晴らしい行いは、周りの人のために自分のベストを尽くして日々を生きることだと思います。

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