清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2022/02/18
中学部の清和オーガニクスが2021年度最後の授業を行いました。
今年度取り組んだ内容を振り返り、講師の谷川先生からお話を聞きました。
今年度もコロナウイルス感染症感染の影響で、この授業が大切にしている「収穫した作物を感謝していただく」ということができませんでした。収穫した作物を調理して食べた経験のある学年は中3だけとなってしました。
また、今年度は収穫時期に異常な降雨に見舞われて、麦が「穂発芽」という現象を起こしてしまい、食用にはあまり向かいない麦の収穫という残念な結果になりました。そして、サツマイモに関しても、畑に雑草が生い茂り生育が不十分で、小さなサツマイモしか収穫できませんでした。人間が抗うことのできない自然と、有機農法の難しさを思い知らされる年でした。そのようなことを振り返りながら、生徒たちに今年度を通して感じたことを書いてもらいました。本来なら、グループディスカッションをしてまとめ、最後に発表をするのですが、コロナ感染拡大で個々の感想のみを書き残しました。
そして、中学部の先生たちに感想を話してもらい、最後に谷川先生からこのような話がありました。
これから先の時代は「生きる力」を身につけていかないといけない。それには頭だけの知識だけではなく、実際の経験が必要です。そして様々なことを自ら選択して生きていくことを求められます。みなさんが大人になった時、経験から得た知識は正しい選択をする上での力になります。