2023/06/19 

中1 学級だより 第11号

6月12日学校記念日礼拝・特別講演を終えて

学校記念日礼拝:説教 小西校長先生

*三浦先生のオルガンがすごくきれいでした。しかもすごく迫力があって、感動しました。アンサンブルの演奏は聞いていて落ち着きました。ハンドベルはピアノと合っていてとてもきれいで、はかなげでした。一人一人が音を出していて、音楽は全員で曲になるんだと思いました。清和の歴史の紙芝居を読む先輩の声もハキハキしていて聞きやすかったです。

*ハンドベルの演奏で数えるのを忘れているときがありました。緊張しました。紙芝居でこれまでの清和とアニー・ダウド先生のことがよくわかりました。放送委員の先輩の声がきれいでした。

*ロビーの展示を見ると昔の校長先生の写真がたくさんありました。中には女の人や外国の人もいたのでびっくりしました。清和はダウド先生の願っていた平和を実現する教育をしてきた学校だと聞きました。

*清和はユネスコスクールで、平和を実現できるような人を育てるのを大切にする学校だとわかりました。ロビーの展示にアニー・ダウド先生の写真が残っていて驚きました。

*清和が大切にしてきたものは「生徒が人間らしい人間になるようにする、平和を実現する一人になるようにする」ということです。120年前、アニー・ダウド先生は目には見えないけれど大切なものを土台にした教育を始めました。

*ハンドベル部、アンサンブル部の演奏がとてもきれいですごいなと思いました。今日まで本当にたくさん練習したんだなと感じました。

特別講演会「キリスト教主義学校で学ぶ意味」By打樋哲史先生(関西学院大学)

*一番心に残った話はバングラデシュのステーションチルドレンの少年の話です。彼らは両親がいなくて、駅で旅行客にチップをもらって生活をしている。打樋先生がチョコを分け与えると、一人の少年が残りのチョコをすべてほしいといって聞かなかったので渡すと、その少年はそれをみんなに分けたという話です。

*日本の若い人は自己肯定感が低いといっていたので、自分はどうかなと考えると、あまり高い方ではないと思います。バングラデシュの少年の話では、自分もおなかがすいているのに他の子にあげられるのは優しいと思いました。私がその状況にあったら一人で食べてしまいそうです。自分の弱さと向き合うのは簡単にできることではないと思いました。でもいつかできたらいいなと思った。

*キリスト教が大切にしていることは「自由と愛」。自分は自由じゃないと思っている人が多いけど、その原因は自分自身だと聞いて驚きました。「心の貧しい人は幸いである」→「自分の貧しさを知る人は幸せである」という言葉が心に残っています。人はなくなってから天国に行くと思っています。でも貧しさを知る幸せな人だったら、地上にいても天国にいるのと同じだと聞きました。

*ジャニーズWESTの「僕らの理由」の歌詞の中で「今日もあなたのままで」のところが好きだなと思いました。

*見えないものを大事にするのがキリスト教主義学校。見えないけれど、自分を豊かにしてくれるものがある。自由と愛がキリスト教の中心。自分自身が自分をしばりつけて自分を不自由にしたりする。そういう自分の貧しさ、弱さを知っている人は幸いである、そこから人間は成長できる。「互いに愛し合う」聖書の語る愛は人を人として大事にすること。

*自由は自分を好きだと思えること。そのままの自分で良いと思えること。私はあまり自分のことが好きではないですが、今日のお話で少し気持ちが変わったように思えます。そのままで良い、こんな自分でも神様は私たちを愛してくれるということを忘れずに生きていきたいです。この自由と愛を大切にしていきたいと思います。私たちは日々、清和で生活をしていますが、このことが学べるのはとても恵まれていて幸せなんだなと気づかされました。

*私はキリスト教のことが全くわからなかったけど、今日のお話を聞いて大切なことがわかったような気がします。イエス様が最後の晩餐で言われた言葉「私があなた方を愛したように、あなた方も互いに愛し合いなさい」はキリスト教学校でも中心になっている言葉だとわかりました。好きな人でも嫌いな人でも、人を人として大切にしなければならないこともわかりました。今日聞いた中で最も大切だと思ったのはマザーテレサの「大切なのはどれだけ大きなことをするかではなく、小さなことにどれだけ大きな愛を込めるかです」という言葉です。

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