礼拝の話

2024/02/05 

1月24日(水) 聖書 ルカによる福音書 12章16~21節 日本キリスト教団 高知教会 松浦子基牧師

私は今回初めて清和のチャペルクリスマスに参加させてもらいました。

私は今までハレルヤコーラスは何度も歌ってきたのですが、弦楽器の伴奏で歌ったことがなかったので、本当に貴重な経験になりました。

もう一つ印象的だったことがあります。それは、中学劇の「サイラス・マーナー(クリスマスの贈り物)」でした。

この劇を見ていて思い出したことがあります。

私が中学3年生の時のことです。

卒業を控えている3年生は、全員卒業文集を書きました。

200人いた3年生の卒業文集の中で今でもはっきりと覚えている文章が一つだけあります。

それは、私が小学生の時から友だちの文章でした。

彼は「お金だけが人生の支え」だと書いていました。

私は小・中と一緒に過ごして生きた彼が、こんな考えを持っていたとは知りませんでした。

若干15歳の少年が、ここまでドライにお金について捉えている事に驚いたと同時に、本当にそのような人生って幸せなんだろうかと、当時、心がもやもやしたことを、今でも忘れられません。

今日の聖書個所で、イエス様は「愚かな金持ち」というたとえ話をされました。

この金持ちは、自分だけが豊かになればよい、自分だけが幸せならばよいと考えていたのです。

本当にそれでいいのか、と聖書は私たちに問いかけています。

現在、能登半島地震によって多くの人が困難な状況に置かれています。

地震の被害を受けなかった、私たちは、自分だけの幸せを追い求めるのではなくて、困っている人の為に祈る事ができます。

私たちは復興支援の働きに協力する事を通して、自分の人生は、自分だけのものではないという、聖書の教えを、知ることになるのです。

学校生活の様子

学校生活|中学校一覧へ

学校生活|高校一覧へ

学校生活一覧へ

礼拝の話一覧へ

中学・高校 学年の通信から一覧へ

クラブ活動一覧へ

▲ページトップへ