礼拝の話

2019/12/04 

12月4日(水)聖書 使徒言行録 16章9節 日本基督教団 高知東教会 野口幸生先生

例えばトヨタのプリウス、日本でも作りますが、アメリカでも左ハンドルで作っています。

これを日本に輸入することを逆輸入といいます。

私は日本人ですが、アメリカでイエス様に出会って、信じて戻って日本で牧師をしているので、逆輸入のようなものでしょうか。

アメリカに行って4年半が経ったある冬の夜、ランカスターのホームステイ先で、祈っていたとき、ある言葉が聞こえてきました。

私自身の中では、神さまが本当にそう示してくださっているのか、疑問がわいたので、主よ、もしその通りでしたら、わかるように教えて下さい、とお委ねしました。

そんなこんなして祈っているうちに月日は経ち、ランカスターに来て1年が経つ頃、職場で「幸生は卒業後のインターン期間で学生ビザのままだから、就労ビザに切り替えないといけないけど、その基準をどうも満たせないので、近くの聖書学校に入学して、仕事もやってくれないか?学費は全部奨学金で出してもらえるように話はつけてあるけど、どう?」といわれました。

「全部無料?喜んで!」と更に1年間、留学生のお世話をしながら伝道者に必要な学びもさせていただきました。

聖書学校でも毎日チャペルがあって、学生バンドで賛美をリードするのですが、ある時先生が私に声をかけてきました。

日本の高松の教会に宣教の学生チームを派遣することになっているけれど、締め切りになっても学生が集まらない、君からアピールしてくれないか、というのです。

私は先程の聖書の箇所を思い出しながら、翌日のチャペルで500人くらいの学生の前でアピールしました。

この聖書学校では、皆がイエス様を信じ、罪赦され、主を賛美できることを嬉しく思います。しかし、日本ではその救いを知っているのは人口の1%未満です。私の国に来てください。God Bless You.

涙なしには、なかなか言えませんでした。

数日後、日本チームは満たされた、と宣教のクラスの先生から聞きました。

私の中でも満たされた思いがありました。

私は神さまから日本で牧師をしなさいと遣わされているんだな、と。

主が皆さんの将来も満たしてくださいますように。

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