礼拝の話

2022/02/24 

2月18日(金)聖書 フィリピの信徒への手紙 2章3~4節 理科 岡村

今年の初めにたてた目標の1つは、何事にも謙虚に生きること、です。

謙虚とは自分を偉いものと思わず、素直に他に学ぶ気持ちがあることです。

なぜこの目標にしたかというと、去年の自分を振り返った時、教員として人として、不甲斐ないな、ダメだなと思ったことがたくさんあったからです。

そんな中、何事にも一生懸命にいろいろな先生の意見を素直に聞き、実践している謙虚な先生の姿を見て、私にはこの姿勢が足りないのだと思い、目標にすることにしました。

目標をたてたこの2か月間、振り返ってみると、謙虚さはどこへやら。

行く度となく、傲慢な自分がやはり出てきます。

先生方に注意されたことに素直に受け入れられないことがありました。

そんな日はいつも家に帰り、一人考えて、反省し、そんな自分に悲しくなります。

この2か月間どうだったかなと考えてみると、慌ただしい毎日の中で心に余裕をもって過ごせていなかったことに気がつきました。

それに気がついたのは、職員室の自分の机の上を見た時です。

先週は大変な散らかりようで、わたしの中でのキャパオーバーを表していました。

部屋の乱れは心の乱れといわれますが、まさに私の机は私のこころの状態をあらわしています。

心の乱れと机の乱れは相関関係があり、どちらかを整えればいいということに気がつきました。

片づけすれば、心が落ち着きます。

心が落ち着けば片づけをすることができます。

心を落ち着かせるためにはいろいろな方法があります。

バランスの良い食事をとること、睡眠をしっかりとること、運動もリフレッシュも大切です。

そして1番は深呼吸することです。

深呼吸とは肺の中の空気をできるだけ多く出入させる深い呼吸のことです。

深呼吸と言われると吸って、吐いてですが、深呼吸をする時に大切なのはまず吐くことのようです。

マラソンで息苦しくなるときは、呼吸とくに吐くことに意識します。

そうすることで、上手に呼吸ができます。

つまり深呼吸で心を整えるとは、とくに吐くことによって心を整えているのです。

そして清和には気持ちを吐きだすところ、息を大きく吐きだすことができる場所があります。

それは毎朝礼拝です。

今はコロナ感染症で歌えないので、大きく息を吐きだして歌うことはできませんが、讃美歌を心で歌い、お話しを聞くことを通して、自分の気持ちを神さまに吐きだすことの許されている場所です。

どうしようもなく、我慢できなくなったときは、しっかり吐きだします。

そしてそれを神さまはしっかりと受け止めてくれます。

そして、しっかり吐き出してはじめて吸うことができます。

自分の気持ちを吐き出し、自分の中に入れることができます。

そして、その吐き出して、吸うことが出来るようになった部分で自分の次の思いをしっかり考えることが大切なのだと気づきました。

私の心の深呼吸である清和の礼拝ができることに感謝しながら、1日1日を大切にしていきたいと思います。

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