清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2024/02/07
高校2年生はチャペルクリスマスと研修旅行の2大行事を終え、3学期後半の歩みを進めています。
チャペルクリスマスでは4年ぶりに有観客での開催となりました。
舞台が成功したかどうかというのは、それを演じた側ではなく、見に来て下さった観客の方々が感じるものだと思いますが、成功させるための大事なキーワードは、「緊張感」と「謙虚さ」だと、私は思っています。
「謙虚さ」というのは、もっと突き詰めていけば、「感謝する」という言葉にも置き換えられると思います。
これは、チャペルクリスマスに限ったことではなく、普段の生活にも同じことが言えます。
自分に関わってくれている人、支えてくれている人がいることが当たり前ではなく、そのことに感謝して謙虚な気持ちを持つことが、自分自身の心を安定させてくれ、時には思った以上の結果を生み出してくれます。
今日の聖書の言葉には「皆、心を一つに同情し合い、兄弟を愛し、憐れみ深く、謙虚になりなさい。」とあります。
互いに尊重し合って、謙虚に行動する気持ちが、一つ一つのことを成功に導いてくれると、私自身は今年度の2大行事を通して感じることができました。
高校3年生は、まもなく清和を離れ、それぞれの道を歩んでいくことになります。
清和で3年間、6年間身につけた、感謝する心、謙虚さをもって歩んでいってほしいと願っています。
私自身も、それを忘れずに日々の生活を送っていければと思っています。